ぼちぼち回復日誌

元夫がギャンブル依存症。共依存やAC等の回復日誌。嫌なことバンバン手放し中。

一蓮托生に思われるのが嫌だった

依存症界のトップを走ってる田中紀子さんが、ご自身のブログで話していた「家族も病んでいる」という記事を読んで、「そうそう!」と頭をブンブン縦に振りました。

 

あの手この手でこちらからギャンブルの軍資金や返済に充てるお金を引き出そうとしてくる強請り行為は私も経験があります。明らかに怪しかったり嘘バレバレな言い分もあれば、めちゃくちゃ巧妙につかれる嘘もたくさんありました。

 

日本は家族神話が本当に強いよなーっていうのはこの世界に入ってよく身にしみました。

こんな風に悟ったように書いている私も、その神話に現在進行形で縛られている1人です。

家族なんだから助け合うのが当たり前、心をフルオープンにして同じ価値観を共有しないといけない、わかりあえて当たり前、助け合っていかなければいけない……それが理想であり正しい家族ーー家族のグループに繋がった今も、その刷り込みはなかなか消えません。

 

私の場合はそんな美談にされがちな理想論ではなく、負の思いも強かったです。

それは元夫の一連の行為を自分の監督不足や責任に思われたくないという自己保身でした。

夫が借金をこしらえてくると「嫁(配偶者)は何をやってるんだ!」と思われたり「母親(親)はどんな躾をしたんだ?」って思われるかもしれない!それがとにかく嫌だったし怖かった。お金の不安もそうだし、そういう言葉の棘がこっちに飛び火してくるのにビクビクしてました。

 

上記が元で当事者そっちのけで家族の間でいざこざが発展するケースも見聞きしてきました。私も元夫の家族から罵声を浴びたり、冷ややかな言葉をかけられたり、自分の身内や知り合いからも責任の一端は私にもあるみたいに言われてとても傷つきました。ある意味当事者からされたことよりも、身内から食らったフレンドリーファイアのほうが辛かったです。これも私自身が「家族だったら自分の味方をしてくれて当たり前。理解してくれて当然」という価値観に縛られていた弊害かなって思います。

 

容赦ない言葉は世間からも向けられました。実際、夫婦は一蓮托生だって言われたこともありますし(今なら「知るか!自分の不始末は自分でさせる!」ですが)理想の家族としての模範行動を、赤の他人から強要されることもあります。

 

私の離婚の経緯はほとんどの人が同情してくれるケースだと思いますが、中には「そんな男と一緒になった本人の自己責任」みたいに言われたりとかするでしょう。

心が安定していれば「じゃああなたは全ての事柄のリスクを100パーセント回避できるんですかぁぁぁぁ?」と心の中で煽り返せるのですが、そうじゃないとその言葉に引っ張られてウジウジして、心の殻に引きこもる(笑)極端な例になると、9人が労ってくれてもたった1人に悪く言われただけでズーンと凹む。

 

今考える私がいけなかった部分は元夫をギャンブルに走らせた原因を自分の中で探るより、必要以上に世間体を気にしたり、理解者や仲間の温かい言葉や支援よりも、そうじゃない人の言葉に引っ張られてしまったことです。いまだにそういうところがあるので、その辺りの考え方の癖や歪みはちょっとずつ軌道修正していきたいなって思います。しなきゃいけない!って思うと、また変な歪みが出てきそうなのでマイペースにゆるりゆるりとやっていきます。

 

そして最後に書いていて「あっ!」と思ったこと。

「こんな風につらつら書いたら、自助グループで卸せる話なくなっちゃった」

……どうしよう、お気に入りのストラップ落としたネタでも話そうかな……。

(ご存知の方このネタ引っ張ってごめんなさい、本当にショックだったのです)

 

 

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