自分の気持ちに蓋したらあかん!
今日ひょんなことから、私が離婚したことを会社の別部署の人たちほぼ全員が知っていることを小耳に挟みました。
私が離婚したことを直接報告したのは社長に常務、そして同部署の人です。その方々とは別に、送別会で退職者の方にも(どうせ今日でお別れだし)と、話の流れで伝えたのですよ。
どうやらその人が別部署の人に話し、そこから拡散された模様です。一緒に仕事をする一部の協力会社の人にも伝わってるみたいです。
幸か不幸か私個人に突撃してくる勇気ある猛者はいませんが、あまり気持ちのいい一件ではありませんでした。
イマドキ離婚なんて恥ずべきことじゃないし、ちっとも隠す必要もないのは頭ではわかってます。人の口に戸口は建てられないのにうっかり言ってしまった私も迂闊だった。
けど、けど 、けど!
全員どころか協力会社にまで言いふらすのはないんじゃない?!と思ったのですよ。
すっごくモヤモヤして腹が立ちました。
けどそのとき私が取った行動は、自分の気持ちに蓋をせず、思い切ってモヤモヤっとしたことを同じ部署の人に素直に伝えた……と言うよりは愚痴を聞いてもらったと言ったほうが正しいかな?「言いふらされてすごくモヤモヤした」と素直な気持ちを吐露しました。そしたら共感してくれて一緒に憤ってくれて……モヤモヤがスーッと消えて、溜飲が下がりました。
彼女は離婚の際にも親身になってくれて、優しい言葉をかけてくれた一人です。色々言う人もいるけれど、親身になってくれる人もいる。そのことにも意識を向けて、それに感謝しようって思えました。
今日の一件はふとした瞬間に思い出して、いやーな気分に陥るかもしれません。今一人でキーボードを叩きながらも、イライラしてます(笑)だけど自分の気持ちに耳を傾けて、誰かに話せたことはよかった!と自分を労ってあげたいです。
今までの私だったら、嫌に思ったことやモヤモヤした気持ちに蓋をして、平気なフリしたり、なかったかのように振舞っていたでしょう。そうして心の底にヘドロを溜めていって、何かのきっかけで爆発させていたかもしれません。けど、自分の気持ちに蓋をせず、すくい上げて外に出すことができた。それだけでもちょっとは成長したと自分で自分を褒めてあげたいです。
拡散の原因になった人物は周囲の評判もよく、いわゆる仕事のできる男性でした。けど以前から私に対してちょこちょこ失礼な言動があったんですよね。私が結婚した際に「早く子ども作ったほうがいいですよ」とか余計な一言があったし、離婚したことを告白した際にも「(離婚した人に言うべきではないけれど)女性だったら早く再婚して子どもは産んどいたほうがいいですよ」なんて最悪のタイミングでドセクハラかましてくれました。別れ際も「いい出会いがありますように」なんて言われましたよoh……。(そのとき「それセクハラです。次の会社ではそのこと肝に銘じておいたほうがいいですよ」って言えばよかった!私のバカバカ!!!)
周囲の仕事のできる人、という評価より、私自身が結婚したときにかけられた言葉の時点で覚えた違和感に、もうちょっと着目しておけばよかったと内省してます。自分の感想や印象に目をつぶってしまって、世間や周囲の評判をそのまま自分にもインストールしてその人を見ようとしていました。これはいい勉強と気づきになりました。今後は自分の違和感や直感みたいなものを、もう少し大事にしていきたいです。
最後に、お喋りセクハラクソ野郎はタンスの角に小指ぶつけて悶絶でもしてくれ!と負け惜しみを投下します。こんな悪態つかない、穏やかで優しい自分になりたいものですが、今日は自分の気持ちに正直でいようと開き直ります。以上!