ぼちぼち回復日誌

元夫がギャンブル依存症。共依存やAC等の回復日誌。嫌なことバンバン手放し中。

続おススメ書籍紹介〜反省させると犯罪者になります〜

前回長々と語った話の続きです。山口達也さん、起訴猶予になりましたね。

 

ciao-rin831.hatenablog.com

 

唐突ですが下記の文章を引用します。

 

1私たちはアルコールに対し無力であり、思い通りに生きていけなくなっていたことを認めた。

2自分を超えた大きな力が、私たちを健康な心に戻してくれると信じるようになった。

3私たちの意志と生き方を、自分なりに理解した神の配慮にゆだねる決心をした。

4恐れずに、徹底して、自分自身の棚卸しを行ない、それを表に作った。

5神に対し、自分に対し、そしてもう一人の人に対して、自分の過ちの本質をありのままに認めた。

6こうした性格上の欠点全部を、神に取り除いてもらう準備がすべて整った。

7私たちの短所を取り除いて下さいと、謙虚に神に求めた。

8私たちが傷つけたすべての人の表を作り、その人たち全員に進んで埋め合わせをしようとする気持ちになった。

9その人たちやほかの人を傷つけない限り、機会あるたびに、その人たちに直接埋め合わせをした。

10自分自身の棚卸しを続け、間違ったときは直ちにそれを認めた。

11祈りと黙想を通して、自分なりに理解した神との意識的な触れ合いを深め、神の意志を知ることと、それを実践する力だけを求めた。

12これらのステップを経た結果、私たちは霊的に目覚め、このメッセージをアルコホーリクに伝え、そして私たちのすべてのことにこの原理を実行しようと努力した。

 

http://aajapan.org/12steps/アルコホリックアノニマスHPより

 

上記はアルコール依存症者が通う自助グループであるAA(アルコホリックアノニマス)が掲げている回復のためのプログラム12のステップです。アルコールだけでなく、AAから派生した他のアノニマス系やそれ以外の自助グループ。回復施設でも使われています。

初めて目にした方は「何のこっちゃ?」「神?変な宗教???」とちんぷんかんぷんでしょうが、そこから噛み砕くと前回同様長くなるので割愛します!

 

1〜3は大雑把に言うと決意みたいなもので、これからこのプログラムを使って回復していくぞーっていう表明だと思って流して頂いて問題ないかと。

私が注目して欲しいのは4〜7と8〜9の部分です。

私の解釈なのでところどころ誤っている部分もあるかと思いますが、ご愛嬌ということで……。

 

4〜7の部分は自分の内面を掘り下げる作業と言って差し支えないかと。注目すべきは(神はひとまず置いといて)もう一人の人。

このプログラムはステップを経験した先行く仲間から、書籍を手渡してもらうことで一緒に始めます。その過程で自分がアディクションに走った理由を内面や時には生育歴などに遡って〝偏ったり極端な思考などの認知の歪み〟だったり〝アディクションなしで生きられなくなった自分の過ちの本質〟を探してきます。これだけ聞くと自分の欠点探しの苦行のようですが、欠点は誰にでもあるし、先行く仲間(スポンサーさんと呼ばれてます)も大概似たり寄ったりな欠点や失敗を経てます。わかりやすく言うと内観療法やカウンセリングに近いかと。

 

すこし脱線しますが、山口さんの人となり評で個人的に引っかかったことが。以前からちょこちょこ酒のトラブルはあったみたいですが、他のジャニーズメンバーや芸能人から語られる「男らしい人」とか「好青年」「頼れる人」といった好印象です。憶測ですが〝そうあらねばならない〟と、ご本人が無理して縛られて、誰にも相談できなかったのがあるのかもと感じました。(だからと言って身勝手な飲酒や起こした事件が正当化はされませんが)

 

8〜9は傷つけた人への埋め合わせです。謝罪ではなく埋め合わせと書かれているのがミソで、単純に被害者や迷惑をかけた人に頭を下げるだけが埋め合わせではありません。直接的な行為や間接的な行為で、相手に許しを乞うためでなく、自分のために行うと私は聞きました。

 

私が今回この12ステップを引用したのは、このプログラムの流れが前回紹介した本に書かれていることと似てるなと感じたからです。

 

 

自分の内面を掘り下げる作業を先に行ってから埋め合わせに入る。正直な自分をさらけ出し、自分を見つめ直した上でこそ、埋め合わせができ自分の罪に向き合うことができる。この書籍の先生が言いたいことも、そういうことなんじゃないかと凄く自分の中にストンと落ちたのです!

 

もちろん山口さんの場合は芸能人ですから、あの時点での謝罪の会見は必要だったと思います。けど私は上記のプログラムでもいいし、依存症のカウンセラーでもいい。治療にかかって酒を断ち、ありのままのご自分と向き合って受け入れられたら、もう一度彼の口から話を聞いてみたいです。(大きなお世話ですが酒だけでなく他の依存症や疾患もないかどうか見たほうがいいかと)

 

そしてそれを聞いた人は無理に彼を受け入れても受け入れなくてもどちらでもいいと考えてます。赦しは強制されるものではないし、もし山口さんが酒という杖を手放し、立つことができるようになれば、きっとその現実を受け止めることができるんじゃないかと信じてます。いい年こいたオッサン呼ばわりされてますが46歳、まだまだこれからじゃないですか!

 

グダグダくだを巻きましたが、それくらいこの本はおススメの一冊です。

今のところ2018年ベスト3に入るくらいの良書でした♪

  

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