ぼちぼち回復日誌

元夫がギャンブル依存症。共依存やAC等の回復日誌。嫌なことバンバン手放し中。

イネイブラーと共依存

フォロワーのお友達と盛り上がったネタ。あくまで個人的見解なのでそれを踏まえて読んでいただけると幸いです。

 

私たち家族は知らず知らずのうちに、依存症者に対しイネイブリングをしている模様です。【模様】なんて曖昧にしたのはイネイブリング行為に当たるものが多岐にわたって、いまだに私でも「これってイネイブリング?」と頭をひねることがあるからです。例えばお金の管理とかがそれですかね。

 

おおかた共通しているのは

1.暴力が怖くて、酒や薬物などの依存物質を買い与えたり許可する
2.借金の肩代わり
3.依存行為で起こした不始末を当人の代わりに処理する

 

上記はとてもわかりやすい【やってはダメな行為】です。これをする度に、依存症者は同じことを繰り返すというのは実体験含めてよーくわかりました。
私がやってしまったのはは2と3です。借金全額はとても返せなかったので闇金や知り合いなど善意で貸してくれた人たちを中心に自分の預金や家計のお金で支払いを行いました。不始末の処理でまっさきに思いついたのは元夫が会社のお金に手をつけた際、謝罪と返済に行ったこと。

結局彼は、再び同じ人たちから借り入れしたり会社でもまた金銭トラブルを起こしてクビになりましたので、やっちゃいけないことをやった結果がそのまま返ってきたんだなと受け止めてます。

 

よく言われるのが依存症者の傍にはイネイブラーあり。ギャンブル依存症で例えると、借金が発覚した際「今後は心を入れ替えてちゃんとしなさいよ」と立て替えるも本人はギャンブルを辞めず、また借金をこしらえてくる。お説教しつつまた立て替える。また借金する。また、またまた!の繰り返し。洗濯機で延々グルグル回っている状態がそれだと考えてます。

 

じゃあ共依存とは?と言うと私は上記がマイナスに進化したものだと思っています。
もうヘトヘトで嫌だけど、自分が頑張ればきっといつかは相手はわかってくれるはずだと盲目に信じる反面、まーた借金してるんじゃないかと一人疑心暗鬼に陥り、自分のことそっちのけで監視したり不安の先取りで自分の実生活が疎かになる。
別れたいと思う反面、関係が壊れてしまうことや自立するのが怖くて何とか回復させたいと躍起になるなど。ええ、はい。全部かつての私です……。
洗濯機で例えるなら、流れるどころか逆流しようとしている状態でしょう(笑)

 

わかりやすいチェック項目を貼っておきます。

http://ebisu-mc.com/psycho_003.php
(恵比寿メンタルカウンセリングHPより)

 

ここからは個人的見解なのですがイネイブラーと共依存は似て非なるものだと私は思っています。家族会や専門外来、自助グループなどに行って、尻拭いや立て替えが駄目だと知りスパンと手を離し梯子を外せる家族なんかは、イネイブリングはしていたけれど共依存とは言えないんじゃないかなーと。
恐らく共依存者は我慢できなかったり「でもでもだって」と理由付けして、やっちゃいけないことを繰り返すんじゃないかな(笑)

 

けど私はそんな人たちのことを「あなたは共依存ですよ」とは言いたくないです。イネイブリングという言葉も使うけどイネイブラーという人を指す言葉もあまり好きじゃありません。理由は共依存もイネイブラーも自分が自覚するものだと思ってるから。
私なんかは自覚オオアリなのでACとか共依存とかのワードを見たときに凄く救われる思いでいっぱいでした。私の生きづらさとか考え方の癖はこれで、ここからきてるんだなって。うまく表現できなかったことが短い単語で表されて、同じように悩んで足掻いて回復しようって人がたくさんいる。よし、頼れるところは頼りつつも自分の足で立とう!回復しよう!って思えましたから。
そんな前向きなワードとして捉えているので、誰かをこれでラベリングはしたくないのです。だって自認している私ですら、言動を指されて「それはあなたが共依存だからよ」と言い切られるといい気持ちはしません。うまく言えないのですが共依存のラベルが先にきてるから、私の言動が全て共依存だとカテゴライズされているように感じてしまうんですよね。この考えも共依存、もしくはAC特有なのかもしれませんが人から「はい否認きたー!それも共依存特有の考え方ですよ」で封じられると辟易します。

 

なので私は自分が困ってるか困ってないかで線引きしてます。
私は自分の偏った思考の癖にほとほと疲れたので改善していきたい。けど困ってない人はその人の【個性】ってことで放っておけばいいのではと。イネイブリングの尻拭いだって、やりたきゃやればいいと思います。やってやってやり尽くして、それで本人が困れば何かしらアクションを起こすでしょうし、駄目な言動にはそれなりの結果が返ってきて、それが気づきや方針を転換するきっかけになるかもしれません。ならないかもしれません。

 

パートナーや家族が共依存?だと思う人は、勇気を出して自分が嫌だと思うところは指摘してもいいと思います。その際は「それは共依存の考えだから間違ってる!」じゃなく「そういうことをされると【自分は】辛い」とか「プレッシャーに感じる」などアイメッセージで伝えるといいんじゃないかなって老婆心ながら記しておきます。家族が共依存という人の中には依存症者の方もいて、色んな負い目から言いづらいこともあるのでしょうが、病気や家族仲の回復には必要な過程ではないでしょうかね。

 

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