ぼちぼち回復日誌

元夫がギャンブル依存症。共依存やAC等の回復日誌。嫌なことバンバン手放し中。

身近な依存症の話

私は割と身近な人には離婚した理由(元夫のギャンブル依存症)の事情をあけっぴろげに話してるのですが、そのおかげか「実は……」と、ご自身の親戚や友人知人の依存症にまつわる話をよく聞くようになりました。
ギャンブル依存症はもとより、借金問題や酒害。犯罪級だと薬物や盗撮なんかの話も耳にします。浅瀬ですが依存症の海に浸かったことのある者としては、みんな口にしないだけで、ご家庭や身近なところでそれなりに問題を抱えてるんだって複雑な思いを抱いてます。

 

ほらみろ、ハズキルーペのCMみたいな家なんてレアケースなんだよ!ケッ!!ザマァ!!!(妬み)

 

……どうでもいい本音がちょこっと漏れましたが、私自身も元夫がギャンブル依存症。そしてその元夫の家族も義妹以外は全員ギャンブルを嗜んでいました。世代伝播というやつです。
じゃあ我が家は清廉潔白かと言うと全くそんなことはなく……私の母方の祖父は競艇に給料をぶっ込んだ過去がありますし、晩年の姿なんて酔っぱらってフラフラしながら「酒ないかー!」って探してる姿を真っ先に思い出す有様でした。
それ以外でも昔からお金のトラブルと喧嘩が絶えない、なかなか最悪な家庭環境でしたね(汗)


自分や家族は大丈夫でも親戚筋や友人知人まで範囲を広げると、誰かしらが何かの問題を抱えてるってケースはよくある話だと睨んでます。
今でこそ核家族化が進んでいますが、私の祖父母の代だと兄弟姉妹も多いので、その中に飲む打つ買うのろくでもない放蕩者が一人や二人いてもおかしくないです。
古今東西昔からお金にだらしのないおじさんポジションや、血みどろの遺産争いをする兄弟親戚は色んな媒体で語られてきましたが、事実は小説よりも奇なり。現実のほうがもっと悲惨でえげつなかったりします。

 

どうしてこんなこと書いたのかと言いますと、相談できない理由の一つに「こんな問題抱えてるのうちだけに違いない!恥ずかしい!」っていう思いがある人がいるんじゃないかなと思ったのです。「世間のみんなはお酒やギャンブル、お金に対してきちんと距離感を保ってちゃんとしている。結婚して子どもを産んで家を建てたり、仕事でも成果を上げて順風満帆……。こんな風に悩んでいるのは自分たちだけだ。相談したら周囲からどう思われるか怖い。だからできない!」って風に。なのでそんなことはないですよ!ってことを、声を大にして言いたいです。かつての私自身がそう思い込んでいて、一人で抱え込んで潰れかけた過去がありますので。
屈辱感。劣等感。自己憐憫でボロボロだったけど、同じ問題を抱えた人たちはたくさんいるし、決して当人の【自己責任】だけで済ませられる単純な話じゃない。何よりあなたのせいじゃないですよって。そしてそれはギャンブルなどのアディクション問題だけでなくアダルトチルドレンや親子、兄弟姉妹との不仲も同じですよって!

 

私は半ばヤケクソだったとは言え周囲に思い切って打ち明けた際、呆れや見下しはほとんどなく、同情以上に労いの言葉をかけてもらいました。特に友人からの激励は本当に感謝してもしきれないくらい嬉しかったです。この問題がきっかけで仲良くなれた人、グッと距離の縮まった人もいます。恥ずかしいと思っていた家庭の事情、知られたくない自分の内面をさらけ出しても、恐れていたこと以上に得られたものが多かった。嘘つかなくても、取り繕わなくても受け入れてくれる人がいるんだと知りました。これが本当に自分史の中で大きかったです。

 

ただ、いいことづくめというわけでもありませんでした。【本人の自覚の問題】と捉えている人はまだまだ多いし、もっと乱暴な意見だと「男に金持たすとろくなことに使わないんだよ」的な世間をわかってる風な謎の先輩風を吹かされることもあったんですよね。(全国の男性に謝れ!)悪意がないだけにモヤモヤしました。
いくら説明してもなかなか理解してくれないのも、残念ながら現実の一つです。私も無理解や他人の発した何気ない一言に傷ついたりもしましたが、今は聞いてもらえただけでもありがたかったなと心の中で折り合いをつけました。みんな離婚が決まった際には労って励ましてくれたし、それなり元気になった今、そう考えられる余裕が生まれましたので。

 

そんな実体験から得られたことですが、相談する相手は吟味したほうがいいかと老婆心ながら付け足しておきます。心置けない友人でもいいし、依存症の病識のある人まではいかなくともこちらの話に耳を傾けてくれそうな人、共感能力の高い人が望ましいかな。

 

【自分だけじゃない】【ありのままの自分を受け入れられる経験ができた】

これが私にとっては画期的でした。

 

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