ぼちぼち回復日誌

元夫がギャンブル依存症。共依存やAC等の回復日誌。嫌なことバンバン手放し中。

家族が自助グループに繋がらない理由

以前、ツイッターで見かけた当事者が自助グループに繋がりにくい理由を見て、家族の場合はどうだろうとふと考えたので、当時の私の心情や体験を交えて記事にします。

 

個人的に当事者よりは家族のほうが心情的にはファーストコンタクトの敷居は低く、繋がりやすい気がします。と言うのも大抵家族のほうが先に精神的&金銭的に参ってしまうからじゃないかなーと分析しました。

 

自助グループの門を叩く家族はほとんどが似通った経緯を辿ってやってきます。ギャンブル依存症の場合、とんでもない金額の借金が発覚!本人も反省してもう二度と繰り返さないと言っている。だから代わりに金銭管理を引き受けたり弁済するも、同じことが二度三度と繰り返される。白状した借金も全額じゃなく、隠してある借金が発覚。家族が泣いても怒っても頭を下げても依存対象をやめない。目減りする蓄えや信頼が底を尽きかけて「もうこんな人(当事者)と一緒にいたくない!」と思うものの、情があるのでなかなか切り離せない。

これが進行すると「自分がいないと当事者はもっと駄目になるんじゃないか」「見捨てる=自分が極悪人みたいで気が引ける」「自分に至らない点があったんじゃないか?」「私がもっと頑張って、働きかければ治るんじゃないか?」「自分も一人でやっていく自信がない」といわゆる共依存的な執着に発展していきます。

上記は家族の総意ではなく当時の私の思考です)

 

私自身も「〇〇(依存対象)さえ止めてくれたら……」とバリバリな共依存を抱えて、藁にも縋る思いで自助グループに足を運びました。

そこで同じような人がいることで怒りや悲しみが一旦沈静化します。

辛かった胸中を吐き出して、励ましや労わりの言葉をかけてもらうことで肩の荷が下り、気持ちはかなり楽になります。

以前もお話しした通り、私が繋がったグループは参加人数が多く活気があり、回復者が大勢いました。明るく接してくれて、ワンワン泣いて思いを吐き出せたのが、今の立ち位置へ来る大きな弾みのひとつになりました。

 

ただ、家族の場合は繋がってからハードルが上がります。いかに当事者に巻き込まれず線引きをして生活していくか?で四苦八苦するからです。

その点、私はかなり楽だったと思います。自助グループへ繋がったときはすでに別居していたし、子どももおらず働いてもいましたから。

小さいお子さんを抱えながら当事者と生活を共にしていく大変さを経験していないので、まだ渦中にいらっしゃる方々には有効なアドバイスができなく歯がゆかったり、頭が下がる思いでいっぱいです。

そんな私ができることは、自分の体験を話すことです。ここで勘違いをして【自分が何とかしてあげなきゃ病】を発動させることなく、同じ会に参加した際には静かに耳を傾ける。自分の体験を語る。今思いつくできることはこれだけです。そしてこれは相手のためという錦の御旗を掲げず、自分のためにやるべきことかと。

 

か・な・り!前置きが長くなりましたが繋がらない理由を列挙します。

 

(1)存在を知らない

知らないものはないことと一緒です。私も家族向けの自助グループの存在を初めて知ったのは元夫が繰り返したギャンブルと借金がきっかけでインターネットで調べたからです。それでギャンブル依存症という病が原因だと突き止め、取り寄せた書籍で自助グループの存在を知りました。ギャンブル外来のお医者さんが存在して、そこから家族会へ案内してくれるケースもあったり、精神保健福祉センターが家族会へ繋いでくれることすら、ごく最近知りました。

 

(2)数が少ない、グループがない

当事者の会に比べ、家族会は圧倒的に少ないです。地方は特に壊滅的で私が住んでる場所には家族向けの自助グループはありません。

 

(3)家族にも否認が働く

私が見聞きしたことある意見としては「そんな場所に出かけるなんて嫌だ」「傷の舐め合いはしたくない」「病気だなんて信じられない。本人の資質の問題では?」といったものです。また知り合いに会ったら嫌だという世間体を気にして行きづらいケースもあると聞いています。

 

(4)必要としていない

アディクションに悩む家族が家族会や自助を必要としているか?はそれぞれケースバイケースだと考えてます。端的に言うと困ってない家族は通う必要ないと思います。

 

(5)宗教っぽくて何か嫌だ

これは当事者の自助でも聞く話です。神とかハイヤーパワーとかがポンポン飛び出すと「え?」と思うのは仕方ないでしょう。私自身も「神の道具として生きて~(注:私に向けられた言葉ではないです)」と言われるとエー(´・д・`)ワタシハヤダナーって思いますからw

 

以上ざっと列挙しましたが、他にも色々あると思います。

私は通ってよかったと胸を張って言えますが、同じ系列のグループによっても場所や人によって雰囲気は違うので〇〇系グループだからいいとも悪いと言えません。私がいいなと感じたことが他の人にとっては苦痛や不快だったりすることもあるでしょうし。

ただそういう場所があるよってことだけは声を大にして言いたいです。それが自分や誰かの役に立つことがひょっとしたらあるかもしれませんので。

 

 

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