ぼちぼち回復日誌

元夫がギャンブル依存症。共依存やAC等の回復日誌。嫌なことバンバン手放し中。

おススメ書籍紹介「共依存かもしれない…他人やモノで自分を満たそうとする人たち」

共依存の本で何かよさげなのないかなーとAmazonで探していたら,、読みやすそうな一冊を見つけ購入。なかなかよかったので紹介します。

 

 共依存かもしれない…他人やモノで自分を満たそうとする人たち

 

10代のセルフケアと謳っているシリーズなのに加え、著者が欧米人なので取り上げられるケースで出てくる人物がティーンエイジャーのマイク(仮)とかサラ(仮)とかですが、とうに成人式を終えたTHE日本人の私でも違和感なく読めました。

この手の本はトラウマスイッチが入るくらい重いものが多いのですが、この本はライトなのでリラックスしてページをめくれます。

 

事例として取り上げられる個人のシチュエーションの中には「ん?」と首を傾げる話もあったし、短い体験談が細切れで続き話の腰を折られる部分もあったのですが、概ね共感できたり気づきをもらえる体験が多かったです。

これは個人的な意見なのですが、共依存やACを自覚している人って、若く見えて年齢不詳の人が結構いらっしゃいます。誤解を招く表現かもしれませんが、その理由のひとつに大人びた子どもからなかなか抜け出せないせいもあるなのかな?って。(あくまでも個人的な感想ですのであしからず!)

だからこそ、10代向けに書かれたこの本が私の中にストンと落ちてきたのかもしれません。もうちょっと早く出会いたかった一冊ですが、きっとリアル10代で出会っていてもスルーしてたか気づきをあまり得られなかっただろうな、と思うので今が出会う絶好のタイミングだったと思うことにします(笑)

 

構成はオーソドックスです。共依存とは?という定義から始まり原因や考え方や物事の捉え方の癖、それを解決するための提案が専門用語や小難しい言葉をほとんど用いることなくサラッと書かれています。

共依存とタイトルにありますが、AC(アダルトチルドレン)と重なる部分も多いです。ケースも多岐に及び色んな事例が見れるのはいいことなのですが、反面それが窓口を広げすぎて、あれもこれもそれもどれも共依存(AC)の傾向!とラベリングされてるような気分にもなりました。

けど別に本に書いてあることを全てをその通りに受け取らなくてもいいじゃん!

『何か違うなー』という気持ちを抱いたら、その【自分の感想や気持ち】のほうを大事にしたらいいんじゃないかって私は思います。

興味深かったのは最後の章の「共依存を作り出す社会」です。共依存の場合、その多くは生育歴(主に機能不全家族)によるものが大きいと言われてますが、権威主義や競争などの社会の仕組み自体にも警鐘を鳴らしています。けれど決して今の社会構造を単純に批判するものではなく、自分の内面を見つめることの大切さをおしえてくれてるんじゃないかなーと私は感じました。人との距離の取りかた(境界線)だったり、自分が自分であるだけでいいんだっていう自己肯定感が大事だよって。

 

入門書としてはとっつきやすく入りやすいですが、逆にすでにご自分で癖を自覚して、色々調べたり他の書籍を読んでいる方には真新しい記述には欠け、物足りないかもしれません。

ただ私はいかにも専門書です!という形で書かれているものや、気持ちをえぐられるくらい生々しい事例の載った本よりは、これくらい軽くてわかりやすく読みやすいほうが好きです。装丁も可愛らしいですしね。

 

 

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