ぼちぼち回復日誌

元夫がギャンブル依存症。共依存やAC等の回復日誌。嫌なことバンバン手放し中。

ギャマノンについて(あくまでも個人的考察)

昨年8月、元夫がギャンブル依存症だと気づき、私はとあるグループに飛び込みました。

それはギャマノンと呼ばれる自助グループです。

家族・恋人・友人のギャンブルに苦しめられた人たちが集まるグループで、書籍の読み合わせを行った後、各々がテーマに沿った内容や、ギャンブルの体験。自分の卸したい話などを語り合います。

(会場によってまちまちです)

アノニマス(匿名)で参加し、クロストークは行いません(人の話を遮ったりアドバイスをしたりすること)

あくまで分かち合いは言いっぱなし、聞きっぱなしが原則です。

(MT前後で個人的に相談したり、フェローシップと呼ばれる時間に自らアドバイスを求めることは可能)

 

そこで言われたのが

 

(1)ギャンブル依存症になった責任はあなたにはないこと

(2)ギャマノンはギャンブル依存症は完治しないと考えているが回復はすることは可能であること

(3)ただし家族は無力であり、この会はギャンブラーにギャンブルをやめさせるためのものではない

 

(1)に関しては凄く心が軽くなりました。家族の中には責任の一端は自分にもあるんじゃないかと自責の念に駆られている人が多く、私もそうだったのでこの一言で肩の荷がおりました。

 

(2)に関しては個人的には病気だと知ってホッとしました。

完治しないということはショックではあったけれど、必要なことをしていけば酷くなることはないし回復可能とのことなので望みがないわけではないんだな、と。

私自身、甲状腺の病気にかかりずっと通院と投薬を続けています。

「何で私ばかり!」と当初は思いましたが、いつまでも自己憐憫に浸っていてもしょうがない。

病院に行く日は堂々と有給を申請できる日!となるべく前向きに考え、治療に取り組んでいます。待ち時間が長いので、院内のコンビニのイートインコーナーでコーヒー(+おやつ)飲みながら本読んだりするのが密かな楽しみになってます。

おかげさまで病気も徐々によくなっています。

 

(3)についてがキモです。この会の真髄と言える部分だと思います。

ギャマノンの目的はギャンブラーがギャンブルをしていようがいまいが、自分の人生をよく生きられるようにするための会だと私は理解しました。

もちろんギャンブラーをGAや病院などに繋げた経緯を聞けたり、接し方等のアドバイスを頂ける機会は多く、とても参考になります。

けどそれ以上にギャンブラーの言動に振り回され、洗濯機(他にはメリーゴーランドにたとえられることも)の中で一緒にグルグル回っている中から抜け出して、ギャンブラーと自分を切り離し(離婚とか絶縁という意味ではなく、心理的に)必要以上に囚われない生き方を身に着けられる場であるな、と私は実感しました。

現にこの線引きをきちんと実践し、ギャンブラーさんとずっと結婚生活を続けている方、手を離して我が子を見守っている親御さんが大勢いらっしゃいます。

当然、そうでない方もいらっしゃるわけですが……皆さん自分の人生を懸命に歩いていらっしゃいます。

 

そんな方々だから、渦中にいるギャマノンメンバーがどうしたらいいかわからなくパニックになったときには、親身になって気の持ちようのアドバイスや励ましを送ってくれます。

(今はLINEなどの便利なツールが多いので、すぐにレスポンスが返ってくるのがいいですよね)

 

私の場合で言うと、そのとき元夫の車が車検切れ間近で「あの人、車検切れの車で走ったりして事故したりしないよね?」とか「また横領やらかして刑事事件になったらどうしよう?」とTHE先取り不安を拗らせて、たまらず不安を吐露したのですが、笑いながら「そうなったら、なったときに考えましょ♪」と明るく肩バンされました(笑)

元夫が横領をやらかした際にもあっけらかんと「せっかくクビになったので、これを機に回復施設を勧めてみるのもいいかもしれませんねー」と朗らかに言われました。

 

凄いでしょ?これが回復した家族の姿なんです。

 

私が繋がったグループは元気で明るく回復している方、会に繋がって長い方が多いグループだったのが幸いでした。

1~2回目こそ疎外感や緊張がありましたが、今では気さくにお話しできるいい関係を築けている(と私は)思います。

合う、合わないはあるかと思いますが身近な人のギャンブルでお悩みの方は一度足を運んでみてはいかがかな?と思います。

(合わなければそーっと離れればいいのです)

 

私が今でも心に残っているのは初めて会場に訪れた際、怒ったり泣きながら話しをする私を優しく見てくれた皆さんの瞳です。

あれは私自身に向けられたものでもあるし、かつてのご自分の姿を重ねてたんだろうなと思います。

今の私もちょっとだけ気持ちが理解できます。

 

 

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