ギャンブルに対して恨みの気持ちはあるか?
以前、仲良くさせて頂いてるツイ友さんの旦那様に聞いた質問があります。
「ギャンブルは楽しかったですか?」と。
そこで自分にも問いかけてみました。
「ギャンブルに対して恨みはあるか?」
答えはイエスでもありノーでもあるのでぶっちゃけよくわかりません(汗)
恐らくギャンブルと言えばパチンコ・スロットを想起する人が大半だと思います。
依存症患者の大半も上記が原因でしょうし、私の元夫も最終的に公営ギャンブルに走ったとはいえ、パチンコもスロットもやっていましたから。
駅前の一等地に陣取り、傍には消費者金融やATM完備のコンビニ。
最近は引き下ろしの上限があるとはいえ、店内にATMを設置してある店舗もあると聞いて驚きました。
シャッターの目立つ寂れた田舎の駅前、田畑の広がる郊外で不自然なくらいギラギラとネオンを輝かせている様や、駐車場を埋め尽くす車の数々を目の当たりにすると複雑な心境になります。近くを通るたび、イラッとしたり忌々しいなと正直思います。
大きなお世話で「この車の持ち主の誰かもやめたくてもやめられないのかな」なんて想像もしたり。
パチ・スロの場合はイデオロギーや政治の問題も絡んでいるので、依存症者や家族以外からもヘイトを集めやすくなっていますよね。
サンドに入れた金がミサイルに…!なんて煽り文句、何度見かけたことか。
でも家族の立場から……少なくとも私個人は仮につぎ込んだお金が日本の収益になろうが慈善事業に使われようが
使ってはいけないお金に手を出したり、嘘をついて借金してまでされたらたまったものではありません。
国益よりも自分の生活や、日々の安寧のほうが死活問題でした。
そう考えると公営ギャンブルに対しても色々思うところはあります。
私が住んでいるところは場外で舟券や馬券などが買える場所が点在しています。
それに今は携帯電話と口座さえあればオンラインで簡単に券を購入できます。
ほぼ毎日なんらかのレースが行われており、厄介なことに一攫千金を狙ってパチ・スロ以上に掛け金を乗せることも可能です。
元夫もすぐに勝敗のつく競艇(今はボートレースと言うらしい)に大金をつぎ込みました。
あら、書いてて恨み辛みしかないや(汗)
けど趣味の範囲で楽しめている人もちゃんといるんですよね。
身近な例だと幼馴染の男友達がそうです。
彼の場合は月に2回、時間があるときにパチンコに行く程度。
収支もつけていたそうだし(自称)トントンだとか。
真相は確かめようもありませんが、家族や身近な人間に隠さずに行っていることを言えるっていうのは、依存症かどうかの指針のひとつになるんじゃないかなって思います。
そんな彼でも、年齢的にしんどいのと最近はしょっぱい(勝てない)らしく、段々と足が遠のいてるもようです。
私はパチンコスロットは全くしないので、業界の規制や景気には疎く「そんなものかなぁ」なんて思っていますが「行かないほうがいいと思うな」とは伝えました。依存症に陥る可能性は誰だって抱えていると思うし、強制や規制する権利はないけど友人の一人として心配してる気持ちだけは伝えてもいいかなと思ったので。
ちなみに元夫の話をしたらものすごーくビビっておりました(笑)
(ちょっとだけほくそ笑んだのはこのブログの中に留めておきます)
詐欺とかもそうだけど「自分は大丈夫」ていう過信は持ったら駄目ですよね。これは私も肝に銘じておくつもりです。
――お題に戻ろう。
恨む気持ちは少しはあるけど、恨み続けるのって体力や心を消耗します。
だからちょっとずつでも捨てていけたらいいなと思っているもののひとつです。
この相反する感情はギャンブル依存症者の、やめたくてもやめられないにちょっとは通じるかな。
ツイッターや自助Gに頼ったり、ブログに書くことで整理できていったらいいなって気長にやっていくつもりです。
あ!でも駅の近くにある場外舟券売り場の周辺に路上駐車してる車の持ち主に関しては「タンスに小指ぶつけてしまえ!」と思ってますね。
近くに有料駐車場あるんだから、きちんとお金払って停めなさいよ!と声を大にして言いたいです。