ぼちぼち回復日誌

元夫がギャンブル依存症。共依存やAC等の回復日誌。嫌なことバンバン手放し中。

家族の人生を楽しめ言われても……。

ギャマノン(家族会)で言われる言葉のひとつに『家族は家族の人生を楽しみましょう』という文言があります。

美容院に行ったり、自分の好きなことや趣味をやりましょう!みたいな。

 

けど繋がり始めたばかりのころはそんなの無理です(断言)

 

確かに精神的な支えになる趣味はありました。私の場合は小説書くことですね。

場所もタブレットさえあればどこでも書き込めるし、すきま時間を使うことで家事に支障のない程度で楽しめましたから。

(賞の締め切り直前くらいにギャンブル関係の修羅場や問題勃発して、てんやわんやになったのは今となってはよき思い出……になんてぜーーーんぜんなってないけどね!このちっちゃな恨みはなかなか消せないw)

後は映画鑑賞や読書。これも没入すると、そのときばかりは嫌なことが忘れられました。

 

けどもう一つの趣味の半年に一回程度の東京旅行に関しては、思う存分羽を伸ばしてエンジョイするのは難しかったです。

お金を使うことへの罪悪感。家を空けることに対しての不安。今となっては「関係ない」と一刀両断できますが、当時は

(私が好き勝手旅行に行くことが、ギャンブルに走らせる一因になってるんじゃないだろうか?)

なんて思い詰めていました(ニガワラ)

(私がいない間にギャンブル行ってないだろうな?)

と先取り不安のあまり、旅先から電話とかかけてましたね(笑)「どうしてるかなーと思って」とか白々しいこと口にしてね。今思えば完全に病んでいました。

 

実はこのモヤモヤ、妹に指摘されて意識したんですよね。

「お姉ちゃん、旅行とか行っても楽しめなかったでしょ?◯◯君のことあったからさ、旅先とかでも色々考えたんじゃない?」って。

ーーあぁ……確かに言われた通りだわ。

あのときは自分のことなのに感情がわからなかったです。人から指摘され、言語になったことでようやく自分の気持ちに気づきました。

 

この感情を殺しすぎる癖は、元夫との関係よりも私自身が抱えていたものが顕現化しただけなのですが、ギャマノンなどでもよく聞く話でもあります。

先行く仲間の方も「いきなり元気になって、好きなことをなんて無理よね」と口にしています。私も同感です。

 

ギャンブラーさんはお金への囚われが強い方が多い印象です。それは家族友人にもみられます。散々尻拭いした結果、手元のお金がなくなることへの不安や恐れが強くなっていたり、病気の本人をさし置いて自分だけがお金を使い楽しむことへの罪悪感に苛まれたりとか。

うちの場合は暴力こそなかったですが、中には「そんな金あるのなら貸してくれ!」と依存症者に詰め寄られる可能性だってありますよね。

お金がかからない趣味だって、渦中にいるときは楽しめないです。風邪ひいてるときにカラオケなんて行きたくないし、落ち込んでるとき人に会うのすら億劫になりますもん。それと一緒だと思います。

 

あとは結果を急ぐあまり白黒思考に陥ったり強迫観念に駆られたり。

「みんなが言うし、書籍に書いてあったから〝早く〟元気にならなきゃ〝いけない〟」的に自分を追い詰めると、回復どころか潰れちゃいます。

 

だからまずは思いの丈を、心に溜まったモロモロを外に放出するのがいいんじゃないかなって思います。

家族会やギャマノンなどのグループでもいいし、ブログやツイッターなんかのツールでも匿名性は守られますから。

個人的には同じ立場の人と分かち合えるのがベターかなって感じてます。

依存症ってまだまだ本人の意志の問題って思われてる節もあるし、そう思ってる方がよかれと思ってくれた励ましやアドバイスに傷ついたりすることもあります。

私の場合は知人の「夫婦は一蓮托生。引っ張ってでも病院に連れて行けばよかったですね」という言葉に心がえぐられました。

今だったら「夫婦や家族だからといって相手をどうこうできる問題ではないし、無理やり病院に連れて行ったところで回復の道は本人にしか歩めません」と言えますが、知識が足りないと自分の責任のように受け止め、ますます自分で自分を追い詰めます。

 

まずは心の掃除と整理整頓から。

それだってどこから手をつけていいかわかんないでしょうが、とりあえず足元に転がってるものを一個だけ拾って捨てるーーそんな感じでいいんじゃないかな。

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